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ダイエットを成功させるには、肋骨が鍵!

ダイエットを成功させるのは、我慢比べでしか成功できないと思っていませんか?

体重が増えてしまうのには、ちゃんと理由があります。

例えばいつもよりカロリーを多く摂ってしまう日が続いたり、運動をしていたのを急に辞めたりと行動パターンの理由はすぐに思い浮かぶでしょう。

それと同じように、体を見ても太る原因がすぐにわかります。

それは肋骨です!

肋骨が開いて張り出している人は、太っている体型の方が多いんです。

また肋骨が開いていなくても、肋骨周辺の筋肉が硬いといつもの自分の体重より、増加してくる傾向があります。

プロの目から見た、太りやすい人の体を解説していきます。

 

目次

なぜ肋骨が張り出すと太りやすくなるのか?

基礎代謝が落ちる

肋骨の骨の下には、横隔膜と肺があります。
肋骨が硬く張り出していると、横隔膜が大きく開いたり閉じたり柔軟に動くことができません。
その為、肺に酸素をたくさん取り込めなくなり、呼吸が浅くなってしまいます。
呼吸が浅くなってしまうと、体中に酸素が行き渡らなくなります。
酸素が不足すると、エネルギーを生み出すミトコンドリアが働かなくなるため、基礎代謝が落ちてしまいます。
結果、太りやすい体になってしまいます。

満腹中枢・自律神経が乱れる

肋骨が開いている状態というのは、
例えば、外食でブッフェに行って、いつもより多く食べてしまったとします。
食べ過ぎた時、お腹が苦しくて座っている椅子の背もたれにもたれませんか?
その状態は胃が大きくなって、胃を支えている肋骨が開いてきます。肋骨が開こうとするのを肋骨筋(内肋骨筋・外肋骨筋)が閉じようと頑張って支えています。いつもより肋骨筋を使うことで、疲労してしまい後ろの背もたれに寄りかかって休めているんです。
また胃の脊髄側にある神経に満腹中枢があります。
胃が開いて肋骨が開くことで、少し背中が反った状態になり、満腹中枢に圧がかかって異常がおき、満腹中枢が乱れます。
肋骨が張り出している人は、常にその状態になってしまうため、食べてもお腹が満たされなくなってしまうんです。

体幹が弱くなる

肋骨が張り出す体勢でいると、背中が反ってお腹がぽっこり出てしまった状態になり、大事な背骨のS字カーブがくずれてしまいます。
そのため、お腹の下の部分・丹田と呼ばれる部分に力が入らなくなります。
丹田に力が入らないと、お腹のインナーマッスル(腸腰筋)が使えないため、運動しても体幹を鍛えることができません。
例えば、ウエイトトレーニングをどんなにしても胸筋や腕の筋肉は立派なのにお腹だけがぽっこりでてへこんでいない人をたまにみかけます。それはトレーニングでインナーマッスルがうまく使えていない証拠です。
もしかしたら、肋骨が硬くなって、腕を上げる時などに使う内腹斜筋や腸腰筋を使えていないことが原因かもしれません。内腹斜筋が使えなくては、体幹が強くなれません。

肋骨を締める方法は

緩める

・仰向けになって両手を広げ、リラックス。肩の力も手先の力も抜きます
・右手で左の肋骨をさすります。骨の間にある筋肉をさすります。さする時は指の腹でぐりぐり力を入れてさすってください。胸に近いほど、硬くて痛さを感じる人もいるでしょう。硬さが取れるまでゆっくりさすりましょう。
・反対も同じように、左手で右の肋骨をさすります。
・大体3分くらいずつさすってあげましょう

終わったら深呼吸してみてください。いつもより呼吸が深くなることが実感できると思います。
動画はこちらから

はがす

・仰向けのまま、両膝を立てます。お腹に力が抜けているのを感じてください。
・両手で右の肋骨の下に指をいれます。理想は指の第二関節までいれて欲しいですが、硬くなっている人は第一関節しか入らないかもしれません。
・指をいれたまま、息を吸って⇨3秒止めて⇨吐いて
・吐いた時、更に指をぐりぐり肋骨の下に入れ込みます。
・これを5回繰り返します。
・今度は左の肋骨下に両手で指をぐりぐり入れて肋骨を掴みます。
・指をいれたまま、息を吸って⇨3秒止めて⇨吐いて
・吐いた時、更に指をぐりぐり肋骨の下に入れ込みます。
・これを5回繰り返します。

手を離してリラックスすると、更に肋骨の動きが良くなり呼吸も楽に感じます。

動画はこちらから

動かす

・あぐらをかいたり椅子に座ったりして、楽な姿勢になってください。
・肋骨を両手で触ります
・肋骨を広げるように、鼻で息を大きく吸ってください。ポイントは前面だけでなく、背中側の後ろや横も肋骨が広がるように肺を広げます
・今度は肋骨を手で閉じながら、口から息をふぅーと吐ききります。ポイントは閉じる時、横から手で押さえ、肋骨の割れ目の部分に肋骨を閉じるように締めてあげます。
・これを5回繰返します。
・肋骨を横で手で押さえながら、上半身で8の字を描くように肋骨を動かしていきます。

これだけでもお腹が凹む人もいます。
トレーニングで鍛えている方は、トレーニング前にやっていただくと、トレーニング効果が出やすくなるので、ぜひ試してみてください。

まとめ

どうでしょうか?
今回のテーマで少しでも思いあたるようなことがある方は、ぜひ試してみてください。
ダイエットはハードルが高く思われがちですが、ちゃんと原理を知れば解決策が見えてくる物です。
そしてダイエットを成功させるには、自分のできることから、気長にやることが長く続き、リバウンドしないコツです。

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